SEO対策と一言にいってもいろいろありますが、個人的な意見としては検索エンジンスパムの項で書いたようにほとんどがスパムに該当するものと思われます。検索エンジンのためにサイトを変更することで、ユーザーの利便性(ユーザビリティ)が損なわれては本末転倒といえるからです。当サイトグーグル観察日記ではSEOを考慮しながらサイトを作成していますが、ユーザビリティや論理性を高めることを第一に考えています。両者は当然矛盾するものではなく、HTMLタグもそのために開発されました。サイトの内容を整理し理解しやすいものにするためのSEO対策を紹介します。なお以下で書かれていることはこのサイト全体で実践していますので参考にして下さい。
<HEAD>
<META http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=Shift_JIS">
<META name="keywords" content="SEO対策,ユーザビリティ,HTMLタグ,リンク">
<META name="description" content="SEO対策について解説しています。HTMLタグやサイト内部のリンク構造などユーザビリティを高める内容を扱っています。">
<META name="robots" content="index,follow">
<META http-equiv="Content-Style-Type" content="text/css">
<META name="GENERATOR" content="IBM WebSphere Studio
Homepage Builder Version 10.0.0.0 for Windows">
<LINK rel="stylesheet" type="text/css" href="http://www.take33.net/google/head.html">
<TITLE>SEO対策</TITLE>
</HEAD>
上記がこのページのヘッダー項目です。ヘッダーに関しては通常プラウザからは内容が見えないのでほったらかしにされたり、またはSEOの裏技的な扱いを受けてやたらキーワードを詰め込んだりするケースがあります。ヘッダー項目に関する理解としては本の表紙だと思えば良いと思います。つまりTITLEはそのまま本のタイトル、メタ情報のkeywords・descriptionに関しては本の帯として内容を要約した短い文章という扱いです。本を整理・分類する場合にタイトル等を参考にするように、ヘッダー項目はウェブサイトを整理・分類するのに役立ちます。
TITLEタグはグーグルも明示している最も重要なタグです。ページのテーマとなっているワードやフレーズを含んだタイトルをつけましょう。keywordsでページ内部の重要なキーワードをリストアップし、descriptionでそれらを使ったページの要約文章を作成しましょう。注意すべきことは、サイト全部で同じヘッダー項目を使いまわすのはやめましょう。同じタイトルで違う中身の本が書店で並んでいたら、読む気がなくなるのと同じ理屈です。
検索エンジンロボットにクロールとインデックスの許可を明示したものです。拒否する場合はそれぞれnoindex,nofollowという具合にnoを頭につければOKです。拒否する必要なんてあるの?と思ってしまいますが、重複コンテンツやアフィリエイトなどのスパム認定の恐れのあるリンクの回避に使います。具体的には、サイトマップ・印刷用のページなどの場合独自のコンテンツはほとんどなく、通常そのようなページはインデックスされにくいのですが、時々インデックスされオリジナルのページより高い評価を受けることがあります。検索エンジンに正しく認識してもらえるように似たようなページはウェブマスター自らnoindexをつけたほうが良さそうです。nofollowはページ内のリンクがアフィリエイト目的であったりトラフィック目的のみのリンク交換である場合、グーグルからスパム認定を受ける場合があるのでその回避として使用します。
スタイルシートの外部化に関する記述です。グーグルのホームページはスタイルシートの外部化をしてなかったりしますが、HTMLソースの簡素化には非常に使えるので是非利用しましょう。http以下のURLを変えるだけで、あとはヘッダーにコピーすればOKです。CSSに関しては別項で簡単に解説しますので参考にして下さい。
別項でも書きましたが、SEOのためにHTMLタグが開発されたわけではなく、HTMLタグの中からSEOもといユーザビリティに資するものを使っているに過ぎません。ですから、HTMLタグに関しては本来の意味を踏まえて使用することが重要となります。ここでは<H>,<STRONG>、ALT属性について解説します。これら以外は特に使えるとは思えません。ただ、いくら上手くタグを使っても内容の薄いサイトには変わりないので、内容の充実を第一に考えましょう。
見出しタグです。重要度に応じてH1〜H6まであります。本や新聞などと同様に、見出しの後にその内容について述べた本文を<P>タグで書くのが良いと思います。このサイトでも心がけていることですが、見出し毎に内容を分けることで情報が整理され読みやすくなると思います。H1〜H6タグの使い分けに関しては、H1をページの冒頭に(これはタイトルタグと同じ場合が多いです)、H2をページ内のテーマごとに、H3以下はH2の話題の中で更に見出しが必要な場合に使います。
SEO目的のためか本来<P>タグで書くべき本文を<H>タグで書くのが効果的だ、というサイトがありますがこれは間違いといえるでしょう。実際に本や新聞などが全て見出しと同じ形式で書かれていたらものすごく読みにくくなるのと同じことです。こういうのは、害悪こそありませんが無駄な努力とはいえます。
論理強調タグで<STRONG>・<EM>が該当します。視覚的な強調目的で文字を<B>タグで太字にしたりしますが、意味的な強調をしたい場合はこれらのタグを用います。しかしこれらも使いすぎには注意が必要で、せいぜいページごとの最重要キーワードに関してのみ使うべきです。多すぎると逆に効果が薄くなると思われます。このサイトでは面倒くさいのもあって使っていませんが、効果に関しては疑問です。例えば、人名を強調タグで囲んだところでウェブマスターツールでは苗字と名前が別々の語として認識されているのは変わりなく、あくまで検索エンジンに対して補助的な情報を提示するのみにとどまるといえます。
グーグルガイドラインにおいてタイトルタグと並んで言及されている属性です。画像などのファイルが表示されない場合に代替的に表示されるテキスト文章です。ホームページ作成ソフトでは属性値の編集項目で入力できると思います。直接入力する場合は、<IMG src="××.jpg" ・・・ border="0"alt="代替テキスト">などのように”alt”と入力して代替テキストを書き入れます。これは検索エンジンが重視するというより、ユーザビリティ上の配慮です。とはいえ、画像にリンクを貼る場合ALT属性が入力してあるほうがアンカーテキストと同じような効果が望め、またイメージ検索に有利といえるかもしれません。ただ、関連のないキーワードの詰め込みはスパムです。
W3Cというウェブ標準化の団体が推奨していたかと思いますが、要はサイトのデザインに関してはHTMLタグを使わずにスタイルシートを使いましょう、ということです。具体的には、Bタグを使ったりタグに直接フォントサイズを指定したり、テーブルタグでレイアウトすることなどです。これらは意味的必要性からではなく単にデザイン上の目的でタグを使っています。意味的につながりのないタグが増えることでHTMLソースベースでは読みにくくなってしまいます。デザインの設定をスタイルシートで行うことで、HTMLは内容についてのみ専念でき論理的なタグ付けが可能になります。参考までに右クリックで”ソースを表示”、スタイルシートなしのこのページ、スタイルシートを見てください。
これは各自でがんばって集めてもらうしかありません。とはいえ、グーグルが評価するリンクとは自然発生的なもの、言い換えれば他のウェブマスターが自発的に興味を持ってくれて貼ったリンクですのでリンク交換ばかりに精を出すのも賢い方法とはいえません。急がば回れ的な発想ですが、内容が独自で面白いサイトを作りヤフーなどの高いページランクのディレクトリ型ポータルサイトに登録されることを狙います。そうでなくても、内容とサイト構成がしっかりしていればある程度検索トラフィックが見込めます。その中にはウェブマスターもいますので、そこから自然発生的なリンクが貼られることも結構あります。くどいですが、内容あるサイトを作ることが一番大事です。
外部リンク獲得の前に整理すべきは内部リンクです。ページランクの項でも触れた相対的ページランクの恩恵を最大限受けるには内部リンクの使い方が鍵を握ります。内部リンクはナビゲーションという形で各ページに貼り付けて終わりというサイトが結構あります。グーグルガイドラインでは、理想的なリンクは本文の関連性のある文脈の中で貼られたもの、と読むことができます。つまり、グーグル自身のヘルプや当サイトでもやっているように、本文の中で他ページで専門的に扱っているキーワードが出てきた場合内部リンクを貼ったほうがよいと思われます。ただ、やりすぎは良くないので関連が深い場合に限ったほうがよさそうです。またページ内リンクに関してはユーザビリティの観点からは使いやすいものが求められますが、重複コンテンツ問題の点からは対処が必要です。